三萩野病院のQCサークル活動について
基本姿勢
三萩野病院の病院理念を実現するために、全職員がそれぞれの職場においてQCの考え方手法を活用し、自主的にQCサークル活動を進めています。
QCとは「Quality Control(品質管理)」の略称です。医療現場におけるQCは、以下のような意味と目的を持っています。
1.医療サービスの品質向上
- 患者ケアの質の改善
- 医療安全の確保
- 患者満足度の向上
2.業務改善活動
- 職場での問題点の発見と解決
- 業務プロセスの効率化
- チーム内のコミュニケーション向上
QCサークル活動とは、同じ職場の職員が小グループを作り、定期的に会合を持ち、業務上の課題を見つけ出し、解決策を考え、実行していく活動です。
具体的には:
- データの収集と分析
- 問題解決のための具体的な方策の立案
- 改善策の実施とその効果の検証
- 継続的な改善活動の実施
この活動は、医療の質の向上だけでなく、職員の主体性や問題解決能力の向上、チームワークの強化にも役立っています。
活動目的
- 病院理念「患者様本意の医療サービスを提供します」を実現します
- 職員が共同で業務を改善していく風土を作ります
- 自己の職務能力向上以外にも目を向けた自己啓発を行います
活動ポイント
- QCサークル活動がTQM(Total Quality Management:総合的品質管理)の一つの要素となって、病院経営の品質管理を支えています
- TQM推進本部長(院長)による推進のもとに、改善活動のみならず、人材育成・組織の活性化が行われています
- 分科会による支援活動を加えて、部門を軸にQCサークルが自主的に推進される仕組みを構築しています